ロルフィングを経験された方に、ご自分の体験や感想を書いて頂いたもの、メルマガ、日記などで書いて頂いたもの、また頂いたお手紙やメールなどを、ご了解を得て掲載させて頂いています。ご協力いただき、またあたたかいお言葉をいただき本当に感謝しています。ありがとうございます。
 
Iさん・40代女性  Hさん・30代女性  長谷川真美 さん Yさん・20代女性
ケンさん・59歳・京都長期滞在者  お気楽コラム シーズン5(18)
 
<Iさん・40代女性>

拝啓 

季節のご挨拶を申し上げるのがためらわれるような日中の暑さが続いていますが、金木犀の香りや澄んだ朝焼けにほっと秋を感じています。

10シリーズを終えて10日あまりがたちました。”10シリーズを終えたら心身共に区切りのついた感じになるのでは”と想像していたのですが、実際には、日々の生活もからだも連続していて、流れるようにすぎていく…というのが正直なところです。だからこそ、習慣や、様々な事への意識の向け方が問われるのだなと、あらためて考えているここ数日です。

思い起こせば、自分自身で予測のできない不調の連続が受け入れられずに息詰まる中で、どこかに突破口はないのか、できることなら克服する方法はないのかと、特効薬を探すような気持ちで受けてみたいと思ったロルフィングでした。けれど、そんな気持ちとは全く違う視座から広がる世界があると案内していただいた中で、結果として”息詰まる”ことがぐっと減り、本当の特効薬がどこにあるのか、たくさんのヒントをいただいた事のありがたさをしみじみと感じています。

ヒント…だけでなく、実際にからだが楽になった事ー特に、穏やかに眠れるようになった事、痛みや負担なく立ち、歩ける事のふたつがもたらしてくれた安心感は、本当に大きく、余裕のかけらもなかった、ここ数年の私の生活の質を少しづつ変えてくれつつあります。そしてからだが楽になるにつれて、気持ちの方にも、考えたり感じたりする余地がうまれていったようにも思います。

そんな経過の中で感じた様々な事は、私にとって”手放す”前に、固く閉めていた引き出しのカギをひとつずつ開けていく作業のようでした。開ける中で、ここ数年の私が最も置き去りにしていたのは、五感を使うことだったと思いいたったり、忘れ物を思い出すような気分になることが度々ありました。思い出しすぎた感もあるので…ここから先は、引き出しの中の整理を心がけつつ、手放したり、委ねたりすることが実感できるようになりたいと思っています。

また、これまでの私には全くなかった発想で、一番考えさえられたのが、”痛みを置いていかない”という先生の言葉でした。激しい痛みの無い今だから腑に落ちるのですが、この先、痛みと再会した時に、自分がどう対峙し、どうありたいと思うのか…大きな宿題をいただいた気がしています。

お礼を申し上げるつもりだったのに、とりとめがなくなってきてしまいました。乱筆乱文申し訳ありません。

もうひとつだけ…。私にとって大きかったのは、先生の手の柔らかさと深さでした。毎回セッションを受ける度に、手で、という事に限らず、私は周り(人にも物事にも)にどう触れているだろうと、思いをめぐらすきっかけをいただいていました。

心身ともに貴重な体験をさせていただいた事、又、皮膚のことをはじめ、なかなか力を抜けないでいた私に、きっと様々ご配慮いただいていたのだろうなと本当に感謝しています。ありがとうございました。

色々な気付きに周回遅れな感があり、手放す作業を修了させるには時間がかかりそうですが、それも自分らしさだと受け入れつつ、あわてずあせらずすごしていきたいと思います。今後共、どうぞよろしくお願いします。

敬具

 
<Hさん・30代女性>

ポストシリーズ5回を受けてから、約3ヶ月が過ぎました。10シリーズから半年を経てのポストシリーズでは、体に対する感覚が、自分で思っていた以上に変化していることに驚きました。半年という期間は、体や感覚、意識にとって、新しい体験が熟成するための時間だったようです。

10シリーズですごい変化を体験したと感じていたのに、その時とはもう、すっかり違うレベルにいるという印象がありました。セッションの度に新たな気付きにワクワクし、体の内部感覚と向き合う時間を過ごすことが、とても楽しかったです。

セッションの後も、気付きと変化は続いています。というより、セッションの終わったところがスタート地点だったという印象が、今回はより強かったです。セッションで得た気付きや感覚が、自分のものとしてしっくりくるまでに、しばらく時間がかかりました。体験した変化が、それだけ高速・高密度だったということかもしれません。その間も焦りはなく、振幅の中にいる自分をどこか落ち着いて眺めながら変化に付き合っていた、というのが、振り返ってみると随分な進歩だなぁと思います。

もともとは、大人になってはじめた趣味のバレエで、もっと体を楽に自由に使えるようになりたいと思っていたところに、たまたまロルフィングのことを知ったのがきっかけでした。

故障を繰り返すのは、どこか体の使い方に問題があるのではないか、自分の感じている体の固さは、単にがんばってストレッチを続けていたら柔らかくなるというのとは違う気がする...、などと漠然と感じていたのです。バレエに限らず、体の使い方に関する本や記事をいろいろ読みあさったり、自分で試していたりしていたなかの1つに、ロルフィングがありました。

実際にロルフィングのセッションを受けてみて、客観的な視点による外からの関わりを得ることは、こんなにも速い変化を可能にするのかと驚きました。自分なりに試行錯誤しながら、半歩ずつ進んでいたのが、いきなりぽーんと見晴らしのよい場所に連れていかれたかのような印象がありました。中でも、頭で理解することと体で解ることは違うのだ、と体験の中で知ったことは衝撃的でした。

バレエのレッスンの中ではしょっちゅう、脚は胸から始まっているとイメージしなさい、腕は肩甲骨から始まっているのよ、といった注意を受けます。そして、自分でも一生懸命そうイメージしながら体を動かしていました。でも、今振り返れば、全く掴めていませんでした。

ワークを受けた後、歩いてみてくださいと言われて、脚を一歩踏み出そうとした瞬間のあの感覚、え?脚って長いんだ。胸から脚なんだ、とストンと納得してしまった瞬間のことは、一生忘れられないと思います。がんばってやっていたはずのことが、あまりにも明快な事実として感じられていることに、びっくりするやらあきれるやら。思わず笑い出してしまったほどです。

ロルフィングとの出会いの中で、何より大きかったのは、忍さんというロルファーに巡り会えたことだと思っています。答えを焦りがちな私の癖を、多分はじめから見抜いてらして、思い返せば本当に忍耐強く、付き合ってくださいました。

何度同じ動きを繰り返しても、忍さんはOKをおっしゃらない。私は半分パニックを起こしながら、投げやりになりそうになって、いやいや...と息を吸い込み、気持ちを落ち着かせようとする。そうしてふっと、焦って動きを起こそうとしている自分に気付く。何度もそんな場面がありました。私自身が気付くまで、いつも待ってくださったこと、そして自分自身で気付けたからこそ、今の変化につながっているのだ、ということを、今しみじみ感謝しています。

体が変化することは、自分を取り巻く世界が変化することでもありました。これは、はじめる時にはまったく予想していなかったことです。体についての知覚の癖は、自分が世界を認識しようとする時の癖でもあると、ロルフィングを続ける中で気付くようになりました。ロルフィングについて書かれたものを読んでいる中で、ロルフィングと精神的なものが結びつけられている記述に、ちょっと違和感を感じたりしていたこともあったのに、です。

今は、体が変わることは、自分の知覚や意識が変化するということ、だから当然周囲との関わり方も変わり、取り巻く世界も変わっていくだろうと思えます。 実際、ロルフィングを続けていく中で、仕事や人間関係、自分を取り巻く世界がどんどん変化していることを感じています。

きっかけだったバレエは、外見的には、脚が高く上がるようにも、より開くようにも、まだなっていませんが、体の内部の感覚は以前とすっかり変わりました。脚を動かしたり、腕を動かしたりするときに、動きが体の中心から始まっている感覚、外へと伸びていく感覚が、今とても新鮮です。

とはいうものの、今自分が得たと思っている感覚は、数ヶ月後にはまた違うものとして捉えられているかもしれません。セッションを受ける度、前回のセッション時に大興奮で報告した内容が、すっかり過去のものに感じられて赤面してしまいます。それくらい、毎回気付きも変化も大きいです。カラダも知覚も、まだまだ変化していきそうで楽しみです。次回のセッションも楽しみにしています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

<長谷川真美 さん>


ロルフィングとの出会い…

何気なく知人のブログを覗いていたら
ロルフィングを受けて来たとのこと。
”ロルフィング??” 
何だか気になる… 何だろう…

悩みってココロだけの問題ではなく
身体とも密接に関わっているのでは??
自分の可能性・可動性をもっと広げたいな…
など感じていた頃だったので、ロルフィングに強く惹きつけられた。

その場で忍さんの所にTEL。
運よくその日のうちにロルフィングを体験することができた。
何の道具も使わずに、ロルファーさんの手と言葉だけで
こんな短時間にも身体って変化するものなのかと驚き
いつか10シリーズを受けたいなとぼんやり思ったのを覚えている。

ロルフィングを受けるまで…

体験までのスタートダッシュは良かったものの
ロルフィングに強く興味は持っているのに
10シリーズを受ける覚悟はなかなかできずにいる私。
私にとって今、ロルフィングが本当に必要なのか??と何度も考えた。

ちょうど良いタイミングでロルフムーヴメントのクラスがあり
ワークショップを受けながら、約1ヶ月考えた結果…
ロルフィングの理念・忍さんのお人柄に惹かれ
10シリーズを受けることを決意する。

ロルフィングセッション中…

忍さんんと相談しながら、2週間に1回のペースで進めさせてもらう。
あんまり詰めて通うと、なぜかもったいない気がして…
ゆっくりと身体とココロの変化を感じたかったのです。

その後、全ての事において
忍さんとは1つずつお話をして決めていきました。
セッションが1回終了する度に、自分の身体の変化に驚き
自分への信頼が増すのを感じました。
最初は自分の身体やココロの声に自信が持てず
信じられなかったのが、10回終了する頃には
自分の身体やココロの声を確信するようになり
細かい部分の変化まで感じられるようになりました。

最終日には、身体が今にも全方向に動き出しそうな感覚に包まれ
わくわくしたのを今もはっきり覚えています。

ロルフィングを終えて…

他人から見た私には、ロルフィングを受ける前と比べても
大きな変化は感じられないのかもしれません。
しかし、私自身では内側でとても大きな変化が起きている事に気付き
そしてそれを実感しています。

自分や他人の可能性や変化を楽しみ
自分自身の身体やココロの声を聞く余裕ができ
以前と比べるとずっと安定してきたように感じています。

これらの変化はロルフィングを終えてからも
まだまだ続いていくようですので
明日からの毎日がとても楽しみです。

忍さん、たくさんの事に気付かせていただき
本当にありがとうございます。

<Yさん・20代女性>


大阪のYです。こんにちは。
10回にわたるセッションでは大変お世話になりました。
少し秋めいてきて、ようやく一息つける感じです。

さて、昨日、ロルフィングを受けてから初めてピラティスに行ってきたのですが、9か月ぶりだったにもかかわらずとても上達していて、先生から「一体なにがあったの!?」と質問されてしまいました(笑)。身体の動きにとても連動性がでてきているらしく、別人みたいだそうです。
自分でも、身体の動きや、重力、それから無駄な力みがはいっている場所などがはっきりと感じられるようになっていて驚きましたし、1時間ピラティスをした後は、とても調子よく感じられました。

視線を使う、重みを感じる、無理な力をかけずに動く、身体の中の空間を感じるといったピラティスの動きは、ロルフィングの再確認をしているようでかなり楽しいです。

9月あたりはあまり変化を意識することがなかったのですが、ここにきて急に身体の中のつながりのようなものを感じられるようになってきています。(何に委縮し、何に解放されるのか。)
何かを触った時の感触も敏感になっているらしく、手で触って楽しむ(?)ようなことも増えました。

なるべく頭で考えず、身体を信頼してあずける気持ちがでてきたのと、無理な力がかからない動きはとても楽であることが徐々に感じられるようになってきているのが最近意識していた変化でしたが、ピラティスをすることで、身体はもっと変化していたことがわかり、思わずメールをしてしまいました。
 
少し理解していくテンポが遅いのかもしれませんが、その分確かであるような気はします。これからもっと身体の声が聞けるようになっていくといいなと思っています。(以前も、身体の声を聞く、ということをしようとしてはいたのですが、聞こえていたのは頭の声のような感じがします。)
 
また、変化がひとつはっきりしてきたらぜひ報告したいと思います。ロルフィングを受けてよかったなぁ、と今更実感しています。

それでは、また。よい秋をお過ごしください。
<ケンさん、59歳、京都長期滞在者>


日本に来る前にアメリカでロルフィングを受けた経験がありました。僕にとってその時のロルフィングは大変効果的で、ロルフィングを受けたおかげで自分に必要な自分自身(メンタル的、身体的とも)を得て、日本へ行く旅(後に日本での勉強、就職)ができたと思います。
しかし、ロルフィングを受けたのは28年前でした。少しづつ気付いてきたのは、続けて日本で仕事をしたストレスがたまり、その悪影響で体がだんだん硬くなってきたということでした。

身体全体を動かす時、座る、立つなどの動作の時は、自分の身体との戦いといっていいほどの感じで、動くために余分なエネルギーが必要となり、さらにストレスの原因になっていると感じていました。

ストレスの悪影響を和らげるために運動、食生活、睡眠時間を考える、また仕事場の雰囲気を変えるなどの効果的な方法は色々あるそうですが、それよりも身体的に再び深いワークが必要だと思いました。それで、数年前からロルフィングのプロセスを再び受けたいと考えていました。京都でロルファーの忍さんが活躍していると聞いて連絡をとり、再スタートのワークを認めていただいて嬉しかったです。

28年前に受けたロルフィングを思い出すと、始まる前にその効果にかなり期待していました。当時、知り合いの間で、ロルフィングのプロセスはかなり好評でした。しかし、同時に話題となっていたのは、深いワークの時に少々痛みを伴うものということでした。しかし、当時聞いていた話の通り、少しの痛みはあるが、かなりの効果があるということ、ロルファーの手はいつもゆっくりと動いているため、痛みがあってもそれは一瞬のもので、自分の呼吸に集中するとロルファーの手のゆっくりとした動きがエネルギーの元になるということを感じました。また各セッションの後、自分の身体が新しくなり、また動きやすくなり、何かの可能性が出てきたと感じました。

忍さんのロルフィングを受け始めると、以前と同じように大変効果的でした。しかし、28年前に比べて、ロルフィングは少々変わっていました。ロルファーひとりひとりのやり方は違うのかもしれませんが、以前に比べて瞬間的であっても痛みは少なくなっていました。しかしそれなのに、以前と同じように各セッションにはかなりの効果があって、その効果はどちらかと言えば以前よりも高いと感じました。

効果としては、早い段階で、自分の普段の視線が再び上に向くようになって、空が見えてきました。京都をよく歩く僕ですが、散歩も少しづつスムーズになってきました。呼吸もより深く、しやすくなり、自然になってきました。セッションによりますが、自分の身体の変化に敏感に気付いたこと、あるいはかなりの変化を感じた時もありました。またロルフィングのおかげで初めて自分の身体の一部を”体験”したこともありました。例えば肋骨、骨盤の内側など、普段は感じることのないところです。

28年前は10セッションの内容はほぼ決まっていたと聞いていました。しかし忍さんには、各セッションの基本内容を含んだ上で、僕の身体に合うプログラムを考えていただきました。僕の場合、背骨にさらにワークが必要なため、10セッションだけではなく、忍さんと相談の上、10セッションに加え2セッションほどを受けました。

各セッションの前にその内容を忍さんに説明していただきました。またセッション中にも、これからどういう動きをするのか、受ける側の僕がそれをどのように助けることができるか、いつも説明していただきました。
以前は一度10セッションを受けたらそれで終わりということで、それ以上のワークを受けてはならないとなっていたようです。しかし今は、ポスト10シリーズというものがあり、しばらく間をおいてから、続けてのセッションをするのも可能だそうです。京都に長期滞在する僕ですが、これは将来向けです。

ワークを受ける前に自分の身体のポジションで落ち着いているかどうかなど、忍さんにいつも親切に確認していただきます。自分の想像かもしれませんが各セッションにリズムがあるように感じます。最初にリラックスができるように、それから最初のワーク、もっと深いワーク、最後に敏感な調整があり、身体のバランスが感じられます。
ポスト10セッションを受けるのも期待しています。自分の身体にもアフターケアが必要でしょう!
”先生”という人が自分にとって、いろんな意味で大事です。良い先生に出会えるかどうかには、住んでいる場所や国籍などは関係ないのでしょう。生きているもの二人(先生、弟子)の歩いている道が偶然合流する場合もあることでしょう。良い先生の忍さんに京都で出会えてよかったです。
”Close your eyes”のソフィーママさんがご自身のメルマガに
ロルフィングの体験談を書いて下さりました。



■お気楽コラム シーズン5(18)
『ソフィーちゃんの冒険』

===ロルフィング===

*ご注意*
これはあくまでも私が感じた
ことをまとめた、自身の体験談で
ロルフィングの施術理論の見解では
ないことをご了承くださいませ。

ソフィーは 今回ボディーワークのひとつである
『ロルフィング』を体験したいために
京都にある『ロルフィング イン 京都』の
忍(しのび)さんの施術を受けることにしました。

この機会にロルフィングを受けてみようと
思ったきっかけは あまりにものドンくさい
自分の身体に嫌気がさした(^_^;)というのもありますが
心と身体のつながりに興味がある私が
何年か前に聞いたことのある話にも関係しています。

それは 人間の恐れやトラウマは
筋膜というものにに蓄積されるという話でした。
人間はつらいことがあると身体を硬くして
その思いを身体に留めてしまうのだそうです。

わかりやすく言えば
肉食動物に襲われそうになった草食動物が
じっとして敵を見送った後 身体をぶるぶると震わせて
固まった身体をほぐしている映像を見たことがありませんか?

動物はどんなに恐怖を感じても
このように身体をほぐすことが出来るので
すぐにまた敵から逃げる体勢をとることができる
のだそうです。

人間も昔はそのような能力があったのでしょうが
安全な近代社会になるにつれ 退化させてしまったのでしょう。
確かに肉体的に襲われる危険はなくなっても
精神的な不安や恐怖はどんな時代でも存在します。

つらいことがあるたびに
自分を守りたいが一身で身体を固めてしまい
そこに思いも一緒に固めてしまっているのかもしれません。

私はこの話を聞いたときに とても興味深く感じたと同時に
人間の身体と心は、やはり強くつながっているんだなぁと
感動したのを覚えています。

ロルフィングとは私が理解するに
身体に存在する筋膜を刺激することにより
本来の身体が持つ感覚を取り戻し
もっと楽に自由に身体が使えるよう
に導いてくれるのだと思います。

10回の施術がセットになっていて
その身体を整えていく順番も
きちんと考慮されているというところに
愛を感じました。
そして やっぱり にらんだとおり(^_-)-☆
ロルフィングは私の精神的な部分にしっかり絡んで
来てくれたのです。

ただロルフィングの理論では特に
心とのつながりの部分は強調していません。
例えば 精神的に不安定だから
ロルフィングで治してもらおうと
この施術を受けても何の効果もないと思います。

というのも 私が思うに
ロルフィングを受けたことによって気づく
精神世界は 治してもらうという他力な
方向ではなく 全て自分の内側からの
気づきに関しているからなのです。

そうです 自分の身体の
素晴らしさに気づき 能力を信じることから
スタート!!するんです。

この施術を受けた時にある言葉が浮かんできました。
それは『灯台下暗し』です。
真実はこんなに身近なところにあったんだ
というお話の『メーテルリンクの青い鳥』
でもいいかも 知れません。

私達はなんらかの壁にぶつかったとき、
つい打開策を外側に求めようとします。
答えは「自分自身にある」という素晴らしい教えを
すっかり忘れてしまっているのです。

そうなんです私達の中に『小宇宙』が存在しているということを
思い出させてくれるのが この
ロルフィングの素晴らしいところなのです。

初めてのセッションのとき、自分を解き放ったような
気がしました。頑なに守っていた何かを もういいや
って手放せたような気がしたのです。

そして私にとって衝撃だったのは第二回目でした。
私が感じていた足の知覚は 実際の足の大きさよりも
小さくて しかも内側の方向に縮こまっていました。
「よく足先をぶつける」「駅の階段から落ちそうで怖い」と
いうのも、このせいだったんだと感覚で理解しました。

ふと足を見ると 私は無意識に 足の指をぎゅっと縮めていました。
忍さんに導いてもらって そっと足指を伸ばしました。
すると心の中に『無防備過ぎて怖い』という意識が生まれました。

足の指を伸ばすだけなのに なんと 怖いのです。
右の足指を伸ばすと 右上方からの攻撃を防げないような気がしました。
そして左の足指を伸ばすと 喉が詰まったような気がして
肩までも グッと固まった感じがしました。

これって 何だろう????
私は 何を恐れていて 何から身を守ろうとしてるんだろう????

それ以来 毎回のセッションが終了するごとに
なんらかの感情の波が私を覆って来ました。
意味もなくイライラした回もありました。
「この世の終わり。生きていたって何の意味があるのだろう」
という少し危ない感情が襲ってきた回もありました。

それでも 回を重ねるごとに ここの筋膜を開放したら
この感情が出てきた〜って 面白がってる自分もいました。
そうなんです ロルフィングの施術は私にとって 素直に
心に向き合える素晴らしい機会となりました。

施術してくださる方を ロルファーというのですが
このロルファーの方との相性も とても大切であると私は
感じました。一対一のセッションですし、2時間という長い間
身体を見ていただくわけですが、このように感覚の世界を
大切にしていく施術では 相手のエネルギーが乱れていると
とても 安心して身体を預ける気にはなれないものです。

その点で言えば ロルファーの忍さんは
こんなご時世に珍しく「よこしまな心」が全くない方です。
お話していても 気持ちのいい方で
エネルギーの通りも やはり 石をポトンと落としたように早く
真っ直ぐ 綺麗に通っています。

正直かつ真面目で熱いハートを持った方ではありますが
男の方に多いムサクルシイ感じは全くなく
中性的でさわやかな印象を受けます。

彼はタオの「形がない形」「あるけどない」 
というあいまいな中庸の世界を理解してらっしゃる方で
私がいつももどかしく思ってしまう 言葉での説明の限界も
よくわかってくださっています。

身体の知覚を高めてくれる 彼の言葉を超えた施術の説明は
「世界は全て感覚で回ってる」と思ってる
ソフィーにとっては 居心地の良いものでした。
身体の中をす〜っと風が通り抜けるかのごとく
感覚が研ぎ澄まされる施術は毎回が感動ものでした。

ロルフィング前の私の身体の感じを説明すると
まな板のような胴体に 手足がくっついている感じ。
またその手足が 今にも折れやすそうな 明治のトッポ
(チョコレート・プレッツェル菓子)に少し曲がる
関節がついたようなもの。

それが 生まれ変わったように 人間の手足として
機能していくというのを はっきりと感じることが
できるのです。それも 自分の感覚でしっかりと・・・・
「早く人間になりた〜い」の途中段階を楽しめるんです。(^_^;)

もちろん 心だけではなく 身体の調子も上々で、
テレビのリモコンを取りに体勢を変えるだけでも
重い身体をもてあましていた私が
なんと疲れ知らずで動けるようになり
そういえば「よっこいしょ」の掛け声も最近言わなくなっています。

姿勢もよくなり 歩いていても心地いいんです。
もっと もっと このままどこまでも歩いてみたいって
感じは小学生の頃以来の身体の自在度です。

鍼やマッサージ、整体も心地よいものではありますが
どこか 他人任せで治してもらう感がありますが
ロルフィングはこういった対処療法とは一風
違うように思います。

そうです これは 自分の身体能力を思い出させ
それに伴って 凝り固まっていた心の思いをも開放させる
つまり自分能力の素晴らしさを再認識させてくれる
技術なのではないでしょうか?

最初に言った「灯台下暗し」がそういうことなのです。
外ばかりを探していたけれど 宝物は
こんなに身近にあったんだ
しかも それは なんと自分自身だった・・・・・

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